2007年03月23日

日本の桜の歴史

日本では桜の品種が古くから蓄積されてきました。
三好学氏は、桜の歴史を上古・中古・近古・近世
4つの時代に区分しました。

上古は奈良時代以前で、この時代には野生の桜を
そのまま観賞していたと想像されますが、当時の
史料が残っていないため詳細については不明です。

中古は平安時代から江戸時代直前の安土桃山時代までの
約700年間で、野生の桜を都市に移植して観賞した時代です。
この時代には都のあった京都を中心として都市周辺に
桜を植えていたと記録が見られるようになります。
また、後鳥羽天皇の1195年の東大寺供養のとき、
興福寺の八重桜が満開であったという記録があり、
このころにはすでに重弁の品種が存在していたことがわかります。

近古は江戸時代の300年間で、京都方面では中古から引き続きで
さらに品種が増えました。それらは社寺の境内などを中心に栽培され、
元禄のころには数十の品種があったといわれています。
一方江戸においては、その発展とともに、京都方面も含めて
全国各地の品種がしだいに集まり始めました。
大名の江戸屋敷には多数の品種が植えられ、一般庶民も
花見をするようになったため、桜の名所が増えました。
江戸時代も後期になると新しい品種が急速に増加していきました。
江戸時代末期には少なくとも250くらいの品種が江戸に存在し、
その最盛期は享和から天保までの間であったといわれています。

近世は明治以降の時代で、明治維新の後、桜の品種は急激に
減ってしまい、かなり多くの品種が絶滅してしまうことになります。
この時代になって桜が科学的に研究されるようになりましたが
第2次大戦終了までは新しい品種の出現はみられず
江戸時代の品種で明治以降に持ち越されものの
研究がもっぱら行なわれていました。
これらの研究は現在でも続いていて、人工交配によって作出した
品種が続々と出現するようになってきています。


2005地元の桜:幼稚園の桜・その2





posted by japanese-sakura at 08:19| Comment(5) | TrackBack(0) | 桜を楽しむ
この記事へのコメント
んふふ
Posted by ゆうさく at 2012年05月01日 12:37
Posted by ゆうさく at 2012年05月01日 12:38
俺がさくらだ
Posted by ゆうさく at 2012年05月01日 12:38
谷中頭等歯差
Posted by ゆうさく at 2012年05月01日 12:39
Posted by 桜の名前の由来 at 2012年07月29日 21:35
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